妊婦中の腰痛と頭痛の原因を徹底解説!

妊婦中の腰痛と頭痛の原因を徹底解説!

 

 

妊娠初期でも要注意!妊婦が腰痛になりやすい5つの原因

妊婦中の腰痛と頭痛の原因を徹底解説!

 

妊婦の辛い腰痛は何が原因でしょうか?

 


 

妊娠すると様々な体調の変化に悩まされるようになります。

 

多くの妊婦さんを困らせているトラブルの一つに腰痛が挙げられます。

 

妊娠中は初期から後期まで全ての期間において腰痛が発生しやすくなります。

 

そこで、今回は妊婦さんが腰痛になりやすい原因についてお伝えいたします。

 

1. 子宮の充血

妊娠すると胎児を育てるために、子宮の血流量が増え、子宮が充血します。

 

すると骨盤の傾きや腰の骨の位置に変化が生じ、腰痛が発生します。

 

これは生理中に腰痛が起きる原因と同じであり、妊娠初期に起こりやすくなります。

 

また、妊娠初期は子宮が大きくなろうと働くため、子宮に神経が圧迫されて腰痛が起こる場合もあります。

 

2. 骨盤の緩み

妊娠すると普段分泌されないホルモンが多数分泌されるようになります。

 

その一つがリラキシンです。

 

リラキシンは妊娠3ヶ月頃から分泌され始めるホルモンで、卵巣から分泌されます。

 

リラキシンの働きの一つに、骨盤周辺の関節や靭帯を緩めて、胎児が骨盤を通れるようにするという働きがあります。

 

骨盤が緩むと腰の筋肉にも負荷がかかるため、腰痛が起きてしまうのです。

 

3. 姿勢の変化

妊娠後期になるとお腹が大きくなってきます。

 

体重は10kg前後も増量し、お腹が前に突き出すようになるため、必然的に姿勢が変化します。

 

前方に重心がのった姿勢では、腰や背中の筋肉の緊張状態が続くため、腰痛が起こりやすくなるのです。

 

4. 運動不足

妊娠するとどうしても非妊娠時のように運動する事ができなくなります。

 

そのため、妊婦は運動不足になりやすい傾向にあります。

 

運動不足になると筋力の低下や血行不良が生じ、それが腰痛の原因にもなります。

 

5. 便秘

便秘でお悩みの妊婦さんは多いですよね。

 

妊娠を継続するために分泌される黄体ホルモンには、消化器官の活動を低下させる作用があります。

 

さらに妊娠によって子宮が大きくなると、大腸を圧迫して便が出にくい状態になってしまうのです。

 

便秘が続くと腸が膨張して神経を圧迫するようになり、腰痛が起きやすくなるんですよ。

 

 

いかがでしたか?

 


 

妊婦さんの腰痛はお腹が大きくなってからというイメージが強いですよね。 

 

しかし、妊娠初期から腰痛が出るケースも多く、妊娠後期に腰痛を悪化させないためには早めの対策が必要になります。

 

便秘や運動不足も腰痛の原因となるため、運動してもよい時期にはストレッチや散歩をして腰痛対策を行いましょう。

 

 

病気の可能性も?妊婦の頭痛の5つの原因

妊婦中の腰痛と頭痛の原因を徹底解説!

 

妊婦の頭痛は何が原因なのでしょうか?

 


妊娠すると体調を崩したり痛みを感じても、薬を飲む事ができません。

 

そのため、体調管理に細心の注意を払っている妊婦さんも多いですよね。

 

しかし、いくら予防しても妊娠中に出てきてしまう症状がいくつかあります。

 

その一つが頭痛です。

 

今回は妊娠中の女性を悩ませる頭痛の原因についてお伝えいたします。

 

1. ホルモンバランスの変化

妊娠初期に起こる頭痛の大半は、ホルモンバランスの変化が原因となります。

 

妊娠すると体内のホルモンバランスは劇的に変化します。

 

ホルモンは妊娠に影響するだけではなく、血流にも影響を与えます。

 

ホルモンバランスの変化によって、脳の血管に急に血液が流れ込むようになると血管が神経を圧迫するようになり、偏頭痛が起こりやすくなります。

 

2. 自律神経の乱れ

妊娠すると、自分の体と心が大きく変化していきます。

 

さらに妊婦さんを取り囲む環境も変化していきます。

 

これらの変化に不安感やイライラを強く感じると、自律神経が乱れます。

 

自律神経は血液の流れに密接に関係するため、血流が変化して頭痛が起きるようになるのです。

 

3. 血流量の増大による貧血

妊婦さんの体内では、胎児を育てるため、血液量が増加します。

 

一方で血流量は増加しても酸素を運ぶ赤血球の量は増えません。

 

すると、血液が薄くなってしまい、酸素不足によるめまいや頭痛などの症状が現れるのです。

 

貧血による頭痛は妊娠後期によく見られます。

 

4. 筋肉バランスの崩れ

妊婦さんは体型も大きく変化していきます。

 

胸が張って大きくなったり、週数が進むに連れてお腹も大きくなります。

 

するとお腹や胸の重さで筋肉が緊張するようになります。

 

さらにお腹をかばうようになるため、アンバランスは筋肉の使い方となって筋肉のバランスが崩れてしまいます。

 

筋肉の緊張やバランスの崩壊は、血行障害を引き起こし、その結果として頭痛が現れるのです。

 

5. 妊娠高血圧症候群の発症

妊婦さんの頭痛で気をつけなければならないのが、ひどいむくみを伴う頭痛です。

 

妊娠中に罹患する病気の一つに妊娠高血圧症候群が挙げられます。

 

妊娠高血圧症候群では高血圧やむくみなどの症状が現れ、血圧が高くなる事によって脳神経が圧迫され頭痛や目の異常を感じるようになります。

 

頭痛の他にむくみや目がチカチカするといった症状が続くのであれば、すぐに医師に相談するようにしましょう。

 

 

いかがでしたか?

 


ホルモンバランスや体型の変化、血流量の増大など、妊婦は様々な原因によって頭痛を引き起こしやすくなります。

 

また、ストレスも頭痛の大きな原因となるため、妊娠中はリラックスを心掛ける事も大切です。

 

頭痛の裏には病気が潜んでいる可能性もあるので、頭痛が続くときは早めに医師に相談するようにしましょう。

 

 

 

 

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